クラウド電話のセキュリティリスクは大丈夫?

クラウド電話のセキュリティリスクは大丈夫?中国地方

MOT/TEL(モッテル) BLOG

クラウドPBX【MOT/TEL】(中国地方)  >  MOT/TEL(モッテル) BLOG記事一覧  >   クラウド電話のセキュリティリスクは大丈夫?

クラウド電話のセキュリティリスクは大丈夫?

ビジネスフォン業界で革新的な「クラウド電話(PBX)」を、中国エリア(広島・岡山・山口・島根・鳥取)、四国エリア(愛媛・香川・徳島・高知)にて地域に密着したサービス提供をしている【モッテル中四国】です。

 

電話に関する業務を効率化させるために、日々「電話やOA機器」に関する情報を追いかけている編集部のブログです。この情報がご覧になっている方々に向けて少しでもお役に立てればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

クラウド電話(クラウドPBX)は、コスト削減や柔軟性の面で優れていますが、セキュリティリスクへの対策が不可欠です。本記事では、クラウド電話の主なセキュリティ対策とリスクについて解説し、安全に利用するためのポイントを紹介します。

 

クラウド電話とは

 

クラウド電話(クラウドPBX)は、従来の物理的な電話交換機をクラウド上で実現したシステムです。インターネットを介して音声通信を行い、物理的な設備が不要なため、初期投資や運用コストを大幅に削減できます。

 

また、リモートワークや多拠点展開に対応しやすく、柔軟性とスケーラビリティが高いのも特徴です。さらに、クラウド上でデータを管理するため、災害時や緊急時のバックアップも容易に行えます。最新のセキュリティ対策も施されており、安全性が確保されています。

 

クラウド電話のセキュリティ強化ポイント

 

クラウド電話のセキュリティを強化するためのポイントは以下の通りです。

 

まず、クラウド上でデータを管理することで物理的な破損や紛失のリスクを低減するとともに、アクセス制限も行われます。データセンターは24時間体制で監視され、不正アクセスに迅速に対応できる環境が整っています。

 

定期的なソフトウェアのアップデートにより、新たな脅威に対応し、セキュリティホールを防ぎます。さらに、災害時にもデータを安全に保持し、迅速な復旧を可能にするBCP対策も重要です。

 

クラウド電話のセキュリティリスク

 

クラウド電話にはいくつかのセキュリティリスクが存在します。

 

まず、不正アクセスのリスクがあります。これは社内ネットワークやデバイスへの不正アクセスを通じて発生する可能性があります。

 

次に、データ漏洩のリスクがあり、電話帳データや通話内容が外部に漏れる可能性があります。また、アカウント情報の漏洩による乗っ取りや不正利用、通話内容の盗聴リスク、さらにはマルウェア感染によるデバイスやネットワークの侵害も懸念されます。これらのリスクに対して適切な対策を講じることが重要です。

 

自社で行うセキュリティ対策

 

クラウド電話のセキュリティを確保するためには、自社でも積極的に対策を講じることが重要です。

 

まず、パスワード管理を徹底し、定期的な変更と二段階認証の導入を行います。次に、フリーWi-Fiの使用を避け、常に安全なネットワークを利用するよう従業員に指導します。また、デバイスやソフトウェアの定期的なアップデートを行い、セキュリティホールを防ぎます。最後に、社員教育を通じてセキュリティ意識を高めることも重要です。

 

安全なクラウド電話の選び方

 

安全なクラウド電話を選ぶには、いくつかの重要なポイントがあります。まず、信頼性の高いメーカーやサービスプロバイダーを選び、その提供するセキュリティ対策を確認することが重要です。

 

次に、データセンターの管理体制や監視体制をチェックし、24時間体制の監視や不正アクセスへの迅速な対応が行われているか確認します。また、ソフトウェアの定期的なアップデートとBCP対策が整っているかも重要な判断基準となります。

 

まとめ

 

クラウド電話は、コスト削減や柔軟性の面で優れていますが、セキュリティリスクへの対策が不可欠です。信頼性の高いクラウド電話システムを選び、さらに自社で適切なセキュリティ対策を講じることで、安全に利用することが可能です。

 

データ管理、アクセス制御、定期的なアップデートを実施し、社員教育を通じてセキュリティ意識を高めることが重要です。これにより、クラウド電話の利便性を最大限に活用できます。

 

 

投稿日: 2024/05/22
カテゴリ:   MOT/TEL

カテゴリー別

月別の記事

関連タグ

業務効率化サービス

IP電話・050電話 MOT/TEL(モッテル) と合わせてのご利用で、DX化(デジタルトランスフォーメーション化)をさらに加速出来ます。

お問い合わせ

閉じる