クラウド電話(PBX)の歴史について

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クラウド電話(PBX)の歴史について

ビジネスフォン業界で革新的な「クラウド電話(PBX)」を、中国エリア(広島・岡山・山口・島根・鳥取)、四国エリア(愛媛・香川・徳島・高知)にて地域に密着したサービス提供をしている【モッテル中四国】です。

 

電話に関する業務を効率化させるために、日々「電話やOA機器」に関する情報を追いかけている編集部のブログです。この情報がご覧になっている方々に向けて少しでもお役に立てればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

この記事では、電話(PBX)の歴史について解説します。

 

電話(PBX)は、すでに100年以上の歴史を持ちます。古くから人々の生活に欠かせないアイテムとして、電話(PBX)は進化し続けているのです。40年以上前の旧タイプはアナログ式でしたが、1980年代以降に改良を重ねました。今では、クラウド電話(PBX)として、非常に使い勝手の良いものとなっています。今回は、そんなクラウド電話(PBX)の歴史について解説します。

 

PBXとは?

そもそもPBXとは、Private Branch eXchangeの略称であり、 日本語に訳すと電話交換機という意味を持ちます。PBXは主にオフィス内で使用される複数の電話回線を集約して、内線や外線との接続を管理するのが役割です。オフィス用電話として、多くの会社で使用されているのです。

 

会社宛の電話は一度PBXに接続されて、各内線電話番号に転送されます。PBXのおかげで、会社内で業務の連絡を取ったり、社外への発信や受電ができたりするのです。

そんなPBXはすでに100年以上の歴史を持っており、人々の生活において必要不可欠なものです。そこで、クラウド電話(PBX)の歴史について、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

 

 

PBXの歴史

PBXの歴史は、以下のようになります。

 

アナログPBX

日本で初めて電話サービスが使用されたのは、19世紀の1890年です。企業や各家庭に電話回線が引き込まれるようになり、1900年代には複数回線を導入する企業も出てくるようになりました。この時代、企業の間で課題となったのが内線通話問題でした。この当時のシステムだと電話機が複数台あっても、電話機同士で通話するには電話局を通す必要があり、料金が別にかかったのです。

 

この問題を解決するために開発されたのが、アナログPBX(電話交換機PBX)です。電話交換機の交換は電話回線を結ぶことを指し、内線電話を交換するのがPBXの役割でした。

しかし、1902年に登場したPBXはまだ手動交換機で、電話交換手(オペレーター)が必要だったのです。PBXはこの後改良を重ね多くの技術が進化していますが、内線電話を交換するという機能自体は同じです。

 

デジタルPBX

1980年代、PBXの歴史がかなり動きます。それは、デジタルPBXが誕生したからです。それまでは交換時はスイッチを利用するアナログ機械でしたが、デジタルPBXが登場したことで、デジタル化されました。

ただし、デジタル化したのは内線交換の機能だけで、外部への接続自体はまだアナログのままでした。

 

それが、1990年代になると外部接続もデジタル化されて、音声品質が上がったのです。そして、CTIの誕生でコンピュータとの接続が簡単にできるようになりました。CTIはComputer Telephony Integrationの略称で、コールセンターのシステム化のことです。

CTIによってコールセンター業務が効率化され、電話発着信がパソコン経由となりました。そのため、オペレーターは顧客情報を確認しながら業務ができるようになったのです。

 

IP-PBX

2000年代になると、IP電話が誕生してPBXもIP化されるようになりました。IP電話とは、インターネットを経由して接続できる電話機のことです。それまでは固定電話の回線網を利用していたのですが、この時代からインターネットプロトコル(IP)を介し、接続できるようになりました。

 

電話機のIP化によって、IP-PBXが誕生しました。IP-PBXが誕生したことで、サーバでも代用可能となり、ソフトウェアの提供が開始。

そんなIP-PBXのおかげもあり、コストの削減や生産性の向上が実現できるようになったのです。

 

クラウド電話(PBX)

2010年代になると、クラウドサービスの利用が活発化しました。PBXも同様にクラウド化されていき、クラウド電話(PBX)が誕生して提供されるようになったのです。もちろん、クラウド電話(PBX)になっても、内線電話を交換するという本来の機能はまったく変わっていません。

 

クラウド電話(PBX)によって、初期投資の削減が可能になりました。クラウドサービスだとハードウェアの購入費用が発生しないため、運用コストを大幅に削減できます。

 

さらに、既存の回線容量にとらわれず、会社の拡大や縮小によって、自由自在に利用規模を変更可能です。スマホやタブレット端末の内線化で、通信コストを抑えられるようになりました。

 

 

まとめ

ここまで、クラウド電話(PBX)の歴史について解説しました。電話は人々の生活に必要不可欠で、もちろん仕事にも欠かすことができません。電話(PBX)はすでに100年以上の歴史があり、2010年代からはクラウド電話(PBX)が主流となりつつあります。

 

利便性が高く、コストの削減にもつながりますし、クラウド電話(PBX)の利用は今後ますます増えていくことが予想されるでしょう。

 

あとがき

 

中国エリア、四国エリアでこれから新しく事務所の立ち上げをされる方、ビジネスフォンの導入見積に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

 

色々な会社様から御見積を取っているとは存じますが、オンプレミス型(従来タイプ)のPBXでは実現できない、コストパフォーマンスがクラウド電話(PBX)にはあります。

 

まだ導入を決定していない方は、ぜひ利便性が高いクラウド電話(PBX)までお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

投稿日: 2024/05/20
カテゴリ:   DX , MOT/TEL , クラウドPBX

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