BYODってどういう意味?

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BYODってどういう意味?

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早速ですが、BYODってどういう意味?

「BYODってどのような意味なの?」という疑問をお持ちの方も、おそらく多いのではないでしょうか。あまり聞きなれないBYODという言葉ですし、どのような特徴があるのか知りたい思いがあるはずです。

この記事では、BYODの意味やメリット・デメリットについて解説します。BYODについての理解を深めたい方でしたら、ぜひ参考にしてください。

 

 

BYODとは?

BYODとは、「Bring Your Own Device」の頭文字の略称であり、日本語に訳すと、社員自身のスマホやPC端末を会社内に持ち込んで業務を行うということです。従来は、社用携帯を支給されることが多く、個人が所有する携帯よりも、社用携帯のほうが性能面に関して良かったのです。

 

ですが、今ではスマホの製品開発サイクルが早まりましたし、個人の所有するスマホのほうが社用携帯よりも性能面で優れています。業務で少し使いにくいですし、今では性能も劣る社用携帯を使うとなれば、不満を持つ社員が多くいます。そういった不満の解消やコスト削減を目的に、BYODを導入する企業が増えたのです。

 

日頃から使用していて慣れている分だけ、社員の私物端末のほうが、圧倒的に使いやすいといえるでしょう。しかも、コストパフォーマンスも良いとなれば、BYODを導入する価値がとても高いです。そのことから、BYODを導入する企業がここ数年でかなり増えているのです。

 

 

BYODのメリット

BYODのメリットは、以下が挙げられます。

 

生産性の向上

BYOD のメリット1つ目は、「生産性の向上」です。BYODを導入することにより、社員それぞれが普段から使い慣れた端末を使用することができるため、生産性の向上につながります。ですから、使いにくい社用携帯に比べて、私物端末だと圧倒的にスピード感が増すでしょう。

 

コスト削減

BYODのメリット2つ目は、「コスト削減」です。会社は社員のために新たに社用携帯を支給する必要がなくなるため、コスト削減ができます。さらに、業務の効率化によって、人件費の削減も期待できるでしょう。コスト削減を図りたい場合、BYODは非常に適しています。

 

テレワークの促進

BYODのメリット3つ目は、「テレワークの促進」です。BYODの導入により、社内外の垣根がなくなることから、テレワークを促進できます。これにより、在宅勤務が可能となり、より働きやすくなるでしょう。また、社員は社用携帯を持つ必要がなく、2台持ちの煩わしさもなくなります。

 

 

BYODのデメリット

BYODのデメリットとして、以下が挙げられます。

 

情報漏洩のリスク

BYODのデメリット1つ目は、「情報漏洩のリスク」です。個人端末ならば、数多くのWebサイトやアプリを利用する可能性があり、ウイルス感染や不正アクセス被害に遭うことも考えられます。さらに、社外に持ち出すことも増えるため、盗難や紛失で情報漏洩をするリスクが上がるでしょう。

 

社員の負担の増加

BYODのデメリット2つ目は、「社員の負担の増加」です。個人のスマホの電話番号を取引先相手に伝えていると、休日でも連絡が入ることや、私用か仕事かわからない電話がかかることが多くなります。業務時間外に対応することが増えますし、オンとオフの切り替えが難しく、結果的に従業員の負担が増えることが考えられるでしょう。

 

社員の通信費が高くなる

BYODのデメリット3つ目は、「社員の通信費が高くなる」ことです。社員それぞれのスマホ端末を使用するとなれば、購入費用も基本的に自分持ちですし、通信費についても算出が難しく自腹の可能性が高いです。ですから、社員の通信費が高くなることが予想されるでしょう。

 

 

BYODの導入に向けて注意すべきこと

BYODを導入するにあたり、注意すべきことがあります。それは、万が一紛失した際に遠隔操作で端末にロックすることや、端末を初期化できるように設定することです。そうすることで、不正利用されるリスクが下がります。また、よくわからない怪しいアプリをインストールしないことが大切です。

 

もし怪しいアプリをインストールしてしまうと、ウイルス感染したり、乗っ取り被害に遭ったりする可能性が高まってしまいます。そのことから、くれぐれも注意しましょう。メリットが多いBYODなのですが、一歩間違えると情報漏洩や不正利用のリスクが高まってしまうのです。

 

BYODの導入の際には、特にこれらに関して十分に対策するようにしてください。そうすることで、より安心安全に活用できます。会社のみならず、社員一人ひとりがリスクを考えて行動することが大切です。

 

 

まとめ

ここまで、BYODの意味やメリット・デメリットについて解説しました。BYODの導入により、生産性の向上やコスト削減が期待できます。

しかし、一歩間違うと情報漏洩や不正利用被害に遭ってしまうリスクも高まるため、導入の際には十分に注意する必要があるでしょう。ぜひ、安全にBYODを活用できるようにしてください。

 

投稿日: 2024/05/15
カテゴリ:   DX , MOT/TEL , クラウドPBX

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