【解決方法紹介】MOT/TEL(モッテル)がWi-Fi環境で使用をオススメしない理由について

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【解決方法紹介】MOT/TEL(モッテル)がWi-Fi環境で使用をオススメしない理由について

 

どうもモッテル中四国です。

 

MOT/TEL(モッテル)を利用しているお客様から時々、「通話が途切れてしまう」「通話開始から数秒無音になる」といったお問合せをいただきます。私たちから状況の確認で「もしかしたらWi-Fiに繋がっていませんか?」と聞きます。

 

ではなぜ、MOT/TEL(モッテル)では、Wi-Fiを利用しているとお手持のスマートフォン(以下、スマホ)の通話がうまくいかないのでしょうか??Wi-Fi環境による「通話途切れ」などの原因を2つ紹介します。

 

【クリックorタップ】MOT/TEL(モッテル)クラウド電話って何の事?

 

Wi-Fi通信が不安定の可能性

 

Wi-Fiの通信が、不安定の状態でスマホと接続されていると、それは通話途切れの原因です。’

 

きっとオフィスのパソコンなどは有線LANでつなげていると思います。有線でのネットワークは通信速度が一定レベルで確保できるため、通信は安定します。ですので、クラウド電話(PBX)用のオフィス内にある固定電話などは、基本的に通話品質は安定しています。

 

一方で、スマホを無線のWi-Fiで接続した場合は、社内のネットワークであっても環境や状況によって通信が不安定になってしまいます。一般的なクラウド電話の通信はWi-Fi環境の影響を受けやすいため、注意が必要です。

 

理屈はこうです。通常のパソコンなどの通信では「TCP」(トランスミッション・コントロール・プロトコル:インターネット上でデータ通信を安全・確実に行うためのプロトコル)と呼ばれる仕組みを利用して、届かなかった情報(パケット→小包方式)の要求をします。

 

ですがクラウド電話の通信では遅延が発生すると情報の受取拒否をしてしまうので、再送がされません。したがって遅れたパケットは捨てられてしまうのです(無かったことに)。

 

「通話」情報が通信の遅延により捨てられてしまうので、あらゆる発送元(電話のかけ主)から受取手(着信した側)に届かない場合は、いわゆる通話途切れが発生してしまうのです。

 

このためクラウド電話では、より安定した通信環境が求められます。しかしWi-Fiは電波の干渉を受けやすく、通信が不安定になることがあります。Wi-Fiへ電波干渉を及ぼすものは、以下のようなものが例に挙げられます。

 

例1)Bluetooth機器

例2)走行している車両の無線(トラック、タクシーなど)

例3)違法な電波を使用した機器(海外で購入した監視カメラなど)

 

このように、Wi-Fiはさまざまなものからの影響を受けやすく、環境によって通信が不安定になるため、クラウド電話にはあまり向いていません。

 

また社内のWi-Fiには同時接続数の上限があるため、その数を超えると通信速度が遅くなるため、通話が途切れるようになります。

 

オフィスにある業務用のWi-Fi機は、恐らく数十台以上の同時接続が可能なタイプが多いのですが、オフィスでは常時多くのスマホやパソコンなどのデバイスに接続されて利用しているため、同時接続可能数をオーバーしてしまうケースは少なくありません。そのような状態で使用すると、通信スピードが落ち通話が途切れる原因になるのです。さらには同時接続可能数内でも、通信速度が遅くなると、パケット切り捨てがあると、通話途切れの原因になりかねません。MOT/TEL(モッテル)の通話品質に影響がでてしまう事はいなめません。

 

通信の切り替わりによる影響

 

Wi-Fiに繋がったスマホでオフィス内を移動しながら通話していると、通話が途切れがちです。狭い範囲での移動ならそう影響はありませんが、通話途切れがひどい場合はWi-Fiのアクセスポイントが切り替わる事によるものが原因です。

 

アクセスポイントとは、Wi-Fi機能が付いた端末をWi-Fiに接続するための機器のことです。Wi-Fiを利用できる所では必ず設置されている機器で、広いオフィスでしたらWi-Fiの機器をいたるところに設置しますよね。

 

いたるところに設置しているアクセスポイントの間をまたがって移動した場合に、切り替わりが行われる際にタイムラグが発生することが通話トラブルの原因となります。切り替わりの処理時間が1秒以上かかった場合、ほぼほぼ音声が途切れてしまいます。

 

続いては、MOT/TEL(モッテル)などクラウド電話の通話トラブル解決方法を紹介いたします。

 

クラウド電話のスマホ通話トラブルの解決方法

 

実際に、Wi-Fi環境下でスマホをクラウド電話に接続して利用している方もいらっしゃると思います。その場合の通話トラブルについて、解決方法を3つご紹介します。

 

電波の良い場所で動かずに利用する

 

Wi-Fi環境下の利用で一番良いのは、Wi-Fiルーターが置いてある場所など、電波のよい場所で使用する事でしょう。特に移動しながらですと途切れやすいので動かずに利用する事をオススメします。

 

Wi-Fiの電波は木材やコンクリート、金属、断熱材、障害物、地下などで弱くなる点が特徴です。こうした環境の中では、音声が途切れやすくなります。

 

また、Wi-Fiのアクセスポイントが複数ある場合、移動しながら通話すると、アクセスポイントが切り替わる「ハンドオーバー」が発生し、音声が途切れる原因となります。

 

通話トラブルが起きた際は、アクセスポイントから見通しのよい場所で立ち止まって通話してみましょう。

 

フリーWi-Fiの使用を避ける

 

クラウド電話では、フリーWi-Fiの利用はおすすめしません。むしろ使わない方が無難です。

 

無料のフリーWi-Fiは、通信が不安定な傾向があります。不特定多数の同時使用、アクセスポイントとの距離、電波干渉など、通話が途切れる要因を多く持っています。

 

さらにフリーWi-Fiは、セキュリティが脆弱な場合があり、スマホに保存している個人情報や社内情報が漏洩するリスクを伴います。

 

スマホの「Wi-Fi自動接続機能」を「オン」にしておくと、知らない間にフリーWi-Fiに接続されてしまうことがあるので、普段は「オフ」にしておくことをおすすめします。

 

周波数帯を2.4GHz帯と5GHz帯で使い分ける

 

MOT/TEL(モッテル)などクラウド電話でWi-Fiを継続して利用するのであれば、オフィス内の環境に応じて「2.4GHz帯」と「5GHz帯」を使い分けることも有効な手段です。

 

2.4GHz帯と5GHz帯とは、Wi-Fiの周波数帯です。周波数が大きいほど通信速度は高速になります。

 

2.4GHz帯は遠くまで電波が届き、障害物に強い傾向があります。しかし、多くの電化製品や電子機器に使われているため、干渉を受けやすく、通信速度が低下しやすい周波数帯です。

 

また5GHz帯は電波干渉の影響を受けにくく、2.4GHzに比べると高速通信が可能ですが、障害物に弱い傾向があります。また極端に通信が不安定になることもあるほか、電波は遠くまで届きません。

 

・電波干渉の影響を受けやすい

・(干渉を受けることで)通信速度が低下しやすい   ・電波が遠くまで届きにくい

・障害物に弱い

・通信が極端に不安定になることもある

 

2つの周波数帯の特徴を活かし、社内の利用環境に応じて使い分けましょう。

 

障害物が多い場所では2.4GHz、電化製品が近い場所では5GHzを使用することをおすすめします。

 

4G/5G回線のモバイルキャリアを選ぶにあたり、格安SIMのキャリアは通信が途切れる可能性が時間帯などにより高いため推奨はできません。

 

安定した通話で利用するには、大手通信キャリアである「NTTドコモ」や「au」や「Softbank」などがオススメです。

 

 

まとめ

 

クラウド電話を社内で使用する場合はWi-Fiは避け、できる限り4G/5G回線で使用を

 

ここまで、クラウド電話をWi-Fiで利用する場合を前提として解決策を提案しましたが、通話トラブルの解決に最も効果的な方法は、「4G/5G回線で利用すること」です。

 

クラウド電話を4G/5G回線で使用することで、環境や混雑の影響を受けない、安定した通信が可能になります。

 

 

Wi-Fiは環境によって通信が不安定になり、またクラウド電話は、その影響を受けやすい電話サービスです。そのため、Wi-Fiを利用したクラウド電話では、音声途切れや無音など、通話トラブルが発生します。

 

クラウド電話の通信では10分の1秒の遅延が許されず、パソコンの通信よりも安定性が求められます。4G/5G 回線でクラウド電話を利用すれば、通話の途切れもない安定した通信が可能です。

 

安定した通話品質を確保するために、MOT/TEL(モッテル)を含むクラウド電話(PBX)は、4G/5Gの移動通信網の回線通信で利用していただく方が、とても安定いたします。可能であれば、事務所内での

投稿日: 2024/03/04

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