企業の電話システムは、ビジネスの変化とともに進化してきました。従来型のビジネスフォンは多くの企業で活用されてきましたが、働き方の多様化に伴い、新たな課題も見えてきています。
この記事では、ビジネスフォンの基礎知識から、近年注目され導入数やネット検索数もどんどん増えている【クラウドPBX】まで、企業の電話システムについて整理してお伝えします。
ビジネスフォンは、1つの電話回線を複数の社員で共有し、内線通話や保留転送などを行うための法人向け電話システムです。
外線共有
限られた回線数で複数の電話機を運用できます。例えば3回線で10台の電話機を使用するといった効率的な運用が可能です。
内線通話
社内の電話機同士であれば、通話料金がかかりません。部署間の連絡や電話の取次ぎがスムーズに行えます。
保留・転送機能
かかってきた電話を一時的に保留し、適切な担当者に転送できます。
従来型のビジネスフォンは、主装置(PBX)と呼ばれる交換機をオフィスに設置し、そこから各電話機に配線を繋ぐ構成が一般的でした。
時代の変化とともに、従来型のシステムにはいくつかの課題が見えてきています。
主装置の購入、専用電話機の調達、電話工事など、導入時にはまとまった費用が必要です。20台規模のオフィスでは、初期費用だけで100万円を超えるケースも珍しくありません。
オフィスに設置された固定電話でしか利用できないため、外出先や自宅からの対応が難しくなります。テレワークが一般的になった現在、この制約は大きな課題となっています。
経年劣化による故障のリスクがあり、修理や部品交換に費用がかかります。特に10年以上使用している場合、メーカーのサポートが終了していることもあります。
社員の増加や組織変更のたびに電話工事が必要になり、時間とコストがかかります。主装置の収容台数に上限があることも、成長企業にとっては制約となります。
複数の拠点がある企業では、拠点間の電話が外線扱いとなり、通話料金が発生します。本社と支店間で頻繁に連絡を取る場合、通信費が膨らむ要因になります。

こうした課題に対する解決策として、クラウドPBXが注目されています。
クラウドPBXは、従来オフィスに設置していた主装置の機能を、インターネット上のクラウドサーバーで提供するサービスです。
インターネット環境があれば、スマートフォン、パソコン、IP電話機など、様々な端末でビジネスフォン機能を利用できます。
場所を選ばない利用
オフィス、自宅、外出先など、どこからでも会社の代表番号で受発信が可能です。
初期費用の軽減
主装置の購入や電話工事がほとんど不要なため、初期投資を抑えられます。
柔軟な拡張性
管理画面から設定を変更するだけで、内線の追加や機能の変更が可能です。電話工事を手配する必要がありません。
拠点間の通話コスト削減
複数拠点を持つ企業では、拠点間の通話を内線扱いにできるため、通話料金を削減できる可能性があります。
それぞれの方式には特徴があり、企業の状況によって適したシステムは異なります。
従来型ビジネスフォン
・初期費用:高額(主装置・電話機・工事費)
・月額費用:リース料や保守料
・通話料:通常の電話料金
クラウドPBX
・初期費用:比較的低額(工事不要)
・月額費用:サービス利用料
・通話料:サービスにより異なる
両方式とも基本的なビジネスフォン機能(内線通話、保留転送など)は備えています。クラウドPBXでは、追加機能として以下の5点のような機能が利用できる場合があります。
1.スマートフォンでの内線化
2.自動音声案内(IVR)連動可能
3.通話録音
4.顧客管理システムとの連携(CTI)
5.統計分析機能
ビジネスでは通話品質が重要です。可能であれば試用期間を利用して、実際の業務で使用してみることをおすすめします。
月額料金だけでなく、初期費用、通話料、オプション料金など、総額で比較することが大切です。
導入時のサポートや、トラブル発生時の対応体制を確認しておきましょう。
現在使用している電話番号を継続利用できるかどうかは、重要な確認事項です。
通話内容の暗号化やデータ管理など、セキュリティ対策について確認することも大切です。
Q. 音質は固定電話と比べてどうですか?
A. インターネット回線の品質に依存します。光回線などの安定した環境であれば、通常の業務使用には問題ないレベルの音質が期待できます。
Q. 導入までの期間はどのくらいですか?
A. サービスにより異なりますが、新規番号の場合は数日から2週間程度、既存番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)を行う場合は1〜2ヶ月程度が目安です。
Q. インターネットが止まったらどうなりますか?
A. インターネット接続が必要なため、回線障害時は影響を受けます。バックアップ回線の準備など、事前の対策を検討しておくことが望ましいでしょう。
Q. ITに詳しくなくても使えますか?
A. 多くのサービスでは、設定済みの機器を提供したり、導入サポートを行っているため、専門知識がなくても利用できるよう配慮されています。
企業の電話システムは、ビジネス環境の変化に合わせて進化してきました。
従来型のビジネスフォンは、多くの企業で長年活用されてきた実績のあるシステムです。一方で、働き方の多様化やコスト意識の高まりから、クラウドPBXという新しい選択肢も広がっています。
どちらが適しているかは、企業の規模、業種、働き方、予算など、様々な要素によって変わります。
検討のヒント
これらを整理した上で、複数のサービスを比較検討することで、自社に適したシステムが見えてくるでしょう。
多くのサービス提供会社では、資料請求や無料相談を受け付けています。まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。また、ここ数年で月間に多数の資料ダウンロードをいただきますが、ダウンロードされた方々からメールでも不明点などをお電話でご質問いただきます。先ずは資料ダウンロードを実施して、お気軽にお問合せください(お電話受付平日9:00~18:00)。
1台2役 1台2番号 3分10円 cloudPBX CTI DX DX化 IP-PBX IPPBX IP電話 IVR MOT/TEL MOT/TEL受付システム PBX PBXのクラウド化 PHS WEB請求書 アプリ インターネットFAX クラウド クラウドPBX クラウド電話 コスト削減 コールセンター システム スタートアップ スマホ内線 スマホ内線化 テレワーク デジタルトランスフォーメーション デメリット ネットFAX パソコン ビジネスチャット ビジネスフォン ビジネスフォンアプリ ビジネスホン フジイ印刷株式会社 フリーランス プライベートスマホ ペーパーレス メリット メールFAX モッテル レンタル ワクスマ 中国地方 仕事とプライベート 併用 使い分け 個人事業主 働き方改革 入れ替え 公私切り分け 創業 助成金 動画 卸・小売業 固定電話 固定電話番号 在宅勤務 家庭用電話機 山口 岡山 岡山県 島根 市外局番 広島 徳島 愛媛 支店開設 改正 文書管理 新規法人 比較 法人携帯 法改正 活用方法 独立 秘書代行 耐用年数 自動音声案内 補助金 複合機 解説ガイド 請求分割不要 請求書 買い替え 起業 違い 開業 電子化 電子帳簿保存法 電話代行 電話回線 電話対応 電話番号取得 香川 高知 鳥取
IP電話・050電話 MOT/TEL(モッテル) と合わせてのご利用で、DX化(デジタルトランスフォーメーション化)をさらに加速出来ます。